ゆらゆら。

ブルックリンでひたすら好きなことを追求しています。

Polandの雪山をソロ登山した時

 

 

 

青い真夏のジリジリした空を扇風機の回る部屋からこんにちは、ミユです。

 

このところのニューヨークは35度。

道端の緑たちが青々しく、すくすく成長している姿を見て、ハッ私も水分とらなきゃ!という気持ちになる日々です。

 

さて、今日は夏から冬にも戻り、ポーランドを旅した時のお話。

 

それでは、ゆらゆらと、はじまり。

 

ニューヨークの熱量に少しだけ疲れた頃、脳内自然レーダーがびびっと方角を示した先が、ポーランドとスロバキアの国境ど真ん中にある山Rysy Mountain。

 

 

でね、雪山を登山するのは危険。めちゃくちゃ。ひとりだし。

とりあえず、かき集められるだけの少ない情報と駆け足、浮足で飛行機に。

 

 

 

ポーランドのクラクフに着いた朝、少しだけこの国の“日常”を垣間みた。毎朝、主にこの国のおばあちゃん達がベーグルを売る。

まだ霧が足元を駆け巡る冷たい朝から、小さい窓に大きなベーグル

この空間だけは、キラキラして見えた。

 

ベーグルとおばあさん

 

 

いつも、ニューヨークのエネルギッシュでキラッキラに輝いてる人たちを見て

よし!わたしも!ってモチベーションは上がるけど、焦っちゃうんだよね。

 

 

だから朝の薄い光をまとったおばあちゃんに心底、ほっ。とやわらかいため息。

弱火で自分の心をゆっくり煮詰めながら自然と人と、いろいろなスパイスを自分に調合していけばいいんじゃない。わたしも、みんなも。

 

 

さて、五感が研ぎ澄ます。。なんてことはせず、ただこの国の人たちより少し遅いテンポでゆっくり歩いてきましたが、ついにRysy Mountainのあるザコパネへ移動です。

バス旅結構好きなので道中ルンルン!

 

 

そしたら次の日ね、とんでもないハプニングが起きたの。

早朝Bus terminal of Zakopane Poland(Bar FIS)からRysy Mountainまで6:30-7:00AMからバスが走ってるって書いてあるから、バス停に行ったらなんとバス停が無かったの。笑

 

ザコパネの人たち朝起きるの若干遅くて周りに人がいないの。

ひぇっ。

あっちこっち走ってやっと見つけた第一村人、目的地伝えたら、ポーランド語で説明してくれました。やさしい。。

 

気合で意思を読み取り、感謝を全身全霊で伝えて、教えてもらった方角に行くと

あれぇ、、公園しかない!

 

仕方ないからバス停に見えそうなところを徘徊してみたら

バス停見つけたの、、!笑

 

 

なんとか見つけたバス

 

もう7:30AMになっちゃったけど何とか登山口までのバス停見つけて乗れました。

ドライバーのおじちゃん達に聞いたら、実はバス停の場所が変わったらしい。

ほ~っと食後のお茶を飲んだかのような安堵間。よかった。

 

 

上手くいかない時はもう運任せ人任せ。通行人のみなさんいつも支えてくれてありがとう。

 

 

登山口を過ぎたあたりから雨が降り始めたの。

でも、大丈夫!

全身しっかり防水してきたもんね!!

と思ってたけど凍った地面がより滑りやすくなって進めない。。

 

もう何度も滑っては、崖の淵まで行き、進んでは、また転んでを繰り返して、

片足が崖から半分以上抜けた。

 

 

課題に追われてる時、クラスメイトにHelp Meってよく言ってたけど

この時の気持ち的にはRescue Meって感じ。

もう必死。

 

 

 

なげやりにせず、地道になんとか登ってMorskie Okoに到着。

感動よりかは、ああ生きてる、、生き残ってる。。!

みたいな気持ち笑

 

 

How far I’ve come. How much further I have to go.



Stay tune to your heart, always

 

 

 

 

 

そうそう、下山した後サウナ行こうかと思ったけど

なんだかハイカラな、にぎやかなレジャー施設のような感じだったので、予定を変え観光客があまり気づかなそうな場所にあるバーに

 

"Piano Bar"


静かで地元の人が来てはハンモックやソファーでゴロゴロ、チビチビお酒を飲んでる空間。

 

2日目も行き、ポーランド人のおじちゃんとカンパイ。

ありがとう。

 

 

ペンキ屋さん

足元にある小さなCafe

ラムと餅